最近は芝居よく観ます

先日、原宿で高木珠里一人芝居、下北沢でリボルブと、昼夜で観劇。
二本見て計6,500円と大体ここんとこのナイロン一本分のお値段で、上演時間が二本で計約3時間とナイロン一本分のお時間。うまく出来ている。何かの法則があるかのようだ。偶然だろうけど。
で、今日はさいたまゴールド・シアター『アンドゥ家の一夜』を文字通りさいたまにて観劇。と、年に数本しか芝居を観ない私にしてはある意味芝居漬けと言っても過言ではないペース。
でね、『アンドゥ家の一夜』は観るべきだと思う。芝居好きなら。
一般的に観たいと思われる役者は出ていないかもしれない、なんたって台詞も覚束ないお年寄りが、蜷川さんの本番中プロンプ(贅沢!!)付きで演られている芝居だ。
しかしこの説得力、芝居に対する真摯な姿勢、小器用なだけのプロっぽい演技も、なんだかしらん芸能人の実の伴わないネームバリューもお呼びじゃない世界がそこにある。
もちろんケラさんの本がいいのだろう、蜷川さんの演出もいいのだろう、しかしだからと言ってこれだけ面白くなるものかね?
いい役者揃えてるのに超つまらなかったと言うプロの芝居が量産されてる中、だとすると芝居は役者ではどうにもならんのかもねと思うことも多々ある中、曲がりなりにも舞台役者をやってる私としては、役者の作業についても考えさせられる芝居でした。
芝居好きを自称する人、芝居をやる側の人、すべてに是非お奨めしたいです。
7/1(水)まで彩の国さいたま芸術劇場で公演中です。
あと、ゴールド・シアターの方々に比べればまだまだ若い高木珠里の一人芝居も6/29(月)まで原宿でやってるよ。

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終了しました

公演無事終了。帰京しました。
子供に久しぶりに会えるのは嬉しいんですが、それ以外に特に嬉しいこともないので、早く次回公演の稽古に入りたいですわ。
疲れてるし、更に次回も疲れるだろうけど、
芝居なら何でもいいって訳ではないので、出来ることならナイロンが年に4本くらいあればいいのに。そしてその全部に出られればいいのに。死ぬだろうけど。
役者は舞台の上で死ねれば本望だなんて言うけれど、実際舞台の上で死んだ役者っているのかな?
舞台の上で倒れたくらいはいそうだけど、死ぬとしたらほとんど即死ってことでしょ。そりゃ滅多になさそう。
ま、実際舞台の上で本番中に死なれたら皆に迷惑だよな。
とにかくお疲れ様でした。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

A streetcar(Hiroshima)
Camera :RICHO CX1

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広島にて

ナイロン公演巡演中・・・ということで、名古屋、大阪と無事終了し、現在地は広島。
私、広島は生まれて初めて訪れました。今まで通過したことはあっても降り立ったことのなかった広島。着いてすぐに一人訪れたのは平和記念館。やはり一度はね。

入館して数分とは持たずに涙がとまらなくなってしまいました。
何に感動しているのか、何を悲しいと感じているのか、自分ではまったく分からない状態で涙腺がコントロール不能に・・・。初めての経験でした。
こういった施設に行くことは初めてではなく、外国でも戦争に纏わる記念館の類にはいくつか行ったことがあるのですが、なかなかここに敵う場所はないかもしれません。ある意味、核兵器のパワーというか、インパクトと言えるかもしれません。

しかし、残念ながら、ここに来て尚更に核廃絶も恒久平和も敵わぬ夢かもと思ってしまいました。こういうことが出来る、こういう状況を実際に招き得るのが人間なのだと実感させられた感じです。
アメリカがということではなく、あの時もし日本が先に核兵器開発に成功していれば間違いなく使用しただろうし、絶対に勝つという目的の為なら手段を選ばないという国家や指導者がいるってことは容易に想像できること。(もちろん既に絶対勝てる状況にあったアメリカが原爆投下を決めたのは色々な理由からで、単純に勝つためだけではないとは思うけど)
やったらやられるから、使えば使われるからという恐怖心が核兵器を使わせない最大の動機になっている、所謂、核の抑止力ってのは正しいのかもしれないです。

人間には想像力ってのもあるわけで、実際に体験せずとも色々なことが分かるはずで、それは当時の人間だって同じと思うのです。原始人ではないわけだしね。
こういうことを行ったのは悪魔でも怪物でもなく、まさに人間。

昔、知人が原爆に反対するメッセージとして「水爆で原爆基地を潰せ」と言って顰蹙をかったという話を聞いたことがありますが、人間なんてそんなもんという痛烈なブラックジョークとしてよく出来た言葉かもしれません。
平和を担うのは一人一人と言いますが、確かに子供のために戦争のない安全な社会であってほしいと考え、その為に出来ることがあれば微力ながら・・・とは思いますが、反面、もし子供の命を危険に晒す某かの「敵」がいて、それを排除するためなら何をするか分からない自分もいるわけで、そんな矛盾を抱えているのが人間なのだと思うのです・・・。

なんてことを考えた後にはもちろんお好み焼き。美味しかったです。

そして明日は広島公演本番。週末は北九州。
「神様とその他の変種」も残すところあと僅かです。

The A-Bomb Dome(Hiroshima)
Camera :RICHO CX1

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東京公演最後の休演日

「神様と〜」間もなく東京公演終了。で、ちょっと休んだら地方に行きます。
そしてここに来てやっと本番中の余暇の過ごし方、そして地方移動時の過ごし方を決めました。amazonでカフカの「審判」「城」「失踪者」を一気に購入。
とにかく読んでみますわ。次回ナイロン公演の草案となる本らしいんで。

で、今日は東京最後の休演日・・・だけどいつも通り朝8時に起床して娘のお弁当を作り、幼稚園に送って行き、ぼーっとテレビ観てたら、「ストリップ劇場公然わいせつで逮捕」とのどうでもよさ気なニュース。
経営者やダンサーが逮捕されたらしいが、ニュースを聞く限りでは何処のストリップ劇場でもやっている行為で逮捕されてる・・・。「ダンサーたちが観客の前で下半身を露出し、写真を撮らせるなどしていた」て、下半身を露出しなくて、貸し出しカメラでの写真撮影タイムが無かったらストリップ劇場じゃないじゃん。
草彅くんの時にも思ったが、この「公然わいせつ」ってかなり定義が曖昧で怪しいな。昔はいやらしい文章書いただけでも捕まったりした人がいたが、何がどこまでなら良いのかが極めて曖昧な法律ってどうなんだろ?
映画とかでもポルノではない映画ならボカシ無しOKが最近の風潮みたいだが、それもいつの間にそうなったんだろ?
速度制限の標識に「速すぎ禁止」って書いてあるみたいなもんで、警察官が「俺が速すぎると思ったから速度違反」て言えるみたいな話だもんな。

なんて「ワイセツ」について考えている間にも時は過ぎていく。
話は芝居に戻って、間もなく終わる東京公演を振り返ると、どうにも腹の立つ思い出があった。
俺がチケットとってやった奴が20分も遅刻して来た上に上演中に寝たらしいのだ。
必ず開演時間までに受付を済ませてねと丁寧に丁寧に伝えたにも関わらず、正当な理由もなしに開演に20分も遅れた上に寝るとはかなりの暴挙だ。
もう二度とチケットはとってやらんのは当たり前だが、こいつが演劇人のはしくれだということに腹が立つ。更に腹立たしさを増してくれたのはこの人間のブログの記事だ。某演劇誌の人気劇団と役者ランキングを転載し、「いつか全てで一位」になると公言している・・・救いようが無い。せめて30位くらいになってから言うならまだしも、40歳を過ぎて観劇のマナーも守れない男が何の根拠もないただの意気込みを言うなんてまさに破廉恥だ。しかもこのランキング、なんの根拠も権威もあるわけではないただのファン投票・・・これの一位を取りたいというところからして何か重大な欠落がある。
どこの劇団の誰かは言わないでおいてあげるが、頼むから常識だけは持ってくれ。

さて、こんな人のことは忘れて残りの公演頑張ります。
そして旅を楽しみます。

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まだ続く「神様とその他の変種」

ながーい公演も折り返しを過ぎた。
とにかく今回の自分は長い時間、楽屋でどう過ごすかが最大のテーマと化しつつある。序盤の数十分を集中して演り遂げればあとはひたすら待ちなのである。
出番の多い役者は大変だなぁと思うが、自分ももっと出番が欲しかったなぁとも思う。大変そうだがやりたい、やりたいが大変そうだ・・・は何事も同じか。

まだまだ出番のある共演者の前で爆睡するのも抵抗があるし、結局はモニターで芝居を聞きながらだらだらと過ごしている。
しかし聞けば聞くほど面白い。役者が皆巧みだからということもあるだろうが、ケラ戯曲はやっぱ面白いなぁと思ってしまう。

こういう芝居に出てみたいなぁとか、この劇団面白いなぁと思うことはあるけれど、ナイロン以上に面白いと思う芝居に出会ったことはない。もちろん凄く演劇を観る人ではないので、見逃している可能性も否定はしない。
まだ出会いがないというだけかもしれんことを承知で、とにかく現状、ナイロン100℃とケラ戯曲に惚れている自分がいることは確か。
綺麗で素敵な彼女はたくさんの人に見せ付けて自慢したいと思うタイプなので、今回の公演も出来るだけ多くの人に観てもらいたいと思う。
「それほどでもないじゃん」と陰口たたかれる可能性があることも承知だが、間違っても「普通じゃん」とは言われない自信はあるので、まだ観てない方は是非。

名古屋、大阪、広島、北九州と巡演するので、そちらにお住まいの方もどうぞよろしく。

A swing
Camera :RICHO CX1

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