「百年の秘密」上演中

ナイロンの「百年の秘密」も東京公演の後半戦真っ只中。そろそろブログも更新してみる。
こりゃ芝居なんて出来ねーだろという家庭事情の中、周囲の人達の協力のおかげでなんとか無事に旅公演の終わりまで漕ぎ着けそうである。本当に有難い。
ナイロンの女優陣数名と演劇関係の知人には特にお世話になった。
実際まだお世話になっていなくても、「私もお手伝いします」という有難いお言葉をたくさんの方々にいただいた。
今のところ再婚の予定も見込みもないわけで、多分今後も多くの方のご協力をいただくことだろう。

そんな中で舞台に立っていると、ありふれた言葉ではあるが、「自分一人の力で舞台に立てているわけではない」と改めて痛感する。
普段けして社交的とは言えず、たまに口を開けば毒舌気味の自分がこれだけ周囲に支えていただけるとは正直思っていなかった。

皆さん本当に有り難うございました。そしてこれからもご支援いただければ幸いです。

「百年の秘密」にご来場いただいた、そしてこれからご来場いただくお客様にもこの場をお借りしてお礼申し上げます。
何やらやたら評判のいい舞台です。後半は土日は完売の日もあるようですが、平日はまだお席のある日もあるやと思いますので、未だの方は是非ともご高覧下さい。

と、ちょっと真面目に書いた後になんなんだけど、最近芸能人の年の差婚の記事を見ると「マジかよ」と言いつつ記事の全てに目を通してしまう。以前はそんな見出しを見ても何も気にとめなかった俺だが、2度の離婚を経験し、あと数年で50の大台に乗ってしまう自分としては我が身と照らし合わせてしまうのかもしれん。
一回りや二回りは当たり前、中には30際以上の年の差婚までありやがる。しかもそのほとんどが再婚、再々婚、再々再婚ときてる。
今の俺で言えば10代の未成年との再々婚もありということだ。
芸能人とは夢を売る仕事と言われるが、随分と大きな夢を提供してくれるものだ。
まさに現実離れした夢である。記事の全文を読んでみても我が身にとっての参考となる点はなく、お伽の国のお話である。
「金と名声がなきゃ駄目ですよ、一般人同然の舞台役者は糞して寝てな」と突き放されてる感じさえする。

他人の幸福を妬むような度量の狭い人間にはなりたくないとは思うものの、若干の腹立たしさを覚えるのも事実。

ま、別にいいや。浮き世離れした話にいちいち腹立たしさを覚えている場合じゃないし、婚活などもしている暇は無い。なまじっか婚活などして練炭でブッサイクな女に殺されてもかなわん。
そもそも婚活って何?好きな人がいれば「好きです」と言う、逆に言われたなら真剣に考えてみる。もしも交際できたなら、その先の選択肢の一つに結婚てのがある。そういうもんじゃないの?
就活って言葉があるが、それと同様に結婚を考えるってのはどんなもんだろ?
生活の為に寄生、もしくは依存する為の相手を探してるって感じがして好きくない。

とまあ、婚活には消極的なので、もし俺でもいいという女性がいれば挙手してほしい。練炭で殺される可能性さえないなら真面目に考えます。
「積極的に欲しくはないがタダでくれるというならもらっとく」的な高飛車な態度だが、ここは俺の個人的なブログだしこれくらいの妄言は吐いてもよかろう。実際誰も挙手しないことだって分かってる。キチガイでは無いのだ。

あと言っとくが、こんな俺にだって好きな女性の一人や二人はいるのだ。
機会さえあれば恋の一つや二つはしてやるぜ的な心意気はまだあるわけで、まだ完全に枯れてしまったわけではないぞ。
蛇足ではあるが、一人や二人、一つや二つというのは言葉の綾である。俺は塩谷くんでは無いのだから好きな人が二人もいてはいかんし、同時に二つの恋をしてもいかん。
もちろんイスラム社会に引っ越すなら塩谷くんにとっても俺にとっても話は別で、二人と言わず三人四人と・・・だらだらといい加減なことを書いてても仕方ないのでこのへんで。

ブログはたぶん数ヶ月後にまた更新します。きっと。

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近況報告でもしてみる

間もなく娘が幼稚園を卒園する。そしてその頃ナイロン100℃次回公演の稽古が始まる。またもや稽古、本番の間、まだ幼い娘の世話をどうするか激しく悩んだわけだが、今回もギリギリ何とかなりそうな目処はたった。
正式に父子家庭となって約8ヶ月だが、娘が幼稚園に入園した頃から父子家庭同然の生活だった。長期間に及ぶ舞台の場合は常に激しく悩まされてきたわけで、この状態はまだ数年は続くだろう。
近くに頼れる親類もいない中で今のままの仕事を続けたいなら、里子に出すか施設に預けるかが最善ではないかという行政のアドバイスに耳を貸さず、子供と一緒に暮らすことを決意したのは自分自身なので、激しく悩むのは自業自得。周囲に迷惑をかけずに今後数年をなんとかやっていけるのならそれはそれでいいわけだが、「娘のお迎えが」とか「行事が」とかで単発の映像の仕事もままならない状況は、既に事務所には迷惑かけていると言えなくも無い。

こりゃどうにもならんとなれば役者の仕事は諦めるべきとは思っている。
継続中の仕事に穴をあければ大迷惑だろうが、続けることで人に迷惑かけることはあっても、きちんとやめれば誰にも迷惑はかからない、それが役者という仕事。
俺がやるはずだった役は必ず他の誰かに回るわけで、リタイヤする古参が出ることは他の役者に歓迎されこそすれ迷惑がられることはまずない。
しかし親をリタイヤすることは出来ないし、子供が被る迷惑は甚大だ。(実際には親をリタイヤする人間もいるようだが俺には理解不能)

だがそこは根が意地悪な俺のこと。そう簡単に音を上げる気も、どこの馬の骨とも分からない見ず知らずの役者を喜ばせる気も毛頭無い。
特にナイロンだけは劇団が存続する限り居座り続けて、何年後か何十年後かわからんが、解散公演のキャストに名を連ねたいと思っている。
にも関わらず一番迷惑かけたくないのもナイロンなわけで、やはり悩む・・・。

自分の私生活とは関係の無い人々に迷惑をかけないということももちろんだが、自分の意地で子供に迷惑をかけないということも大事。

なんせ体は一つなので物理的に無理ということは多々あるが、「大変だからとか疲れたからという理由で出来ることをやらないというのは無し」と自分でルールを決めている。片親だから仕方が無いということは出来るだけ減らしたい。
どんなに前の日が遅くても必ず朝起きて朝食と弁当を作る、帰りが早かった日は必ず本の読み聞かせをする、行ける行事には絶対に出席する等々、細かいことだが守り続けてきたし、これからもそうするつもり。

自分も母子家庭だったのだが、物心ついてから大人になるまでそれを苦に思ったことはなかった。母は夜の仕事をしていたので今の娘の年には夕方から夜寝るまで一人きりで留守番させられていたし、明け方近くに帰ってくる母は朝も起きてはくれないので朝食を食べる習慣もなかった。一人で寝て、朝起きると寝ている母を横目に自分で身支度をして幼稚園や学校に通っていた。
母はちゃんと働いてくれていたので金に困ることはなかったし、それで良しと納得して育ったと思っている。
おかげで一般的な家では子供に観させてくれそうもないテレビ番組を観たい放題観れたという利点?もある。

しかし自分の子供を見ていると、実は子供の頃の自分はそんな生活をなんとも思っていなかったわけではないのだということに気づかされる。
娘が俺の帰りを待ちわびて夜遅くまで帰宅を待っていたり、抱き締めて欲しい、寝る前にお話を聞かせて欲しいと甘えてくる度に、平気だったと思い込んでいただけで、実は自分もそうしてほしいと思っていて、一人で泣きべそをかいていたことがあったということを思い出すのだ。
不思議なことだけど、本当に記憶喪失から突然記憶が戻ったように、子供の頃、本当は感じていたことを思い出すのだ。

だから自分がしてほしかったことを娘にはしてやらねばと思うのかもしれない。
ローン・ジョセフという学者が言った「我々の中には幼い頃の自分がいて、この子供が過去、現在、未来の自分の土台を築く」まさにそういうことなのかもしれない。

「大変だろう」というある意味励ましの言葉をよくいただく。そして「誰かいい人がいればいいのにね」というある意味再婚が手っ取り早い解決方法というアドバイスをよくいただく。しかしもう年のせいか女性に以前ほどの興味が湧かない(まだEDではないと思うが・・・)。それに誰とどうなろうと子供と仲良くしてもらうということが大前提になるわけで、それはよほど奇特な人でない限り、普通は大きなストレスだろう。そんな負荷を承知で付き合って頂けるほどの魅力ももはやおっさんの俺にはなかろう。いたら紹介して欲しいが、これも年のせいか疑い深くなっているので、まずは悪質な悪戯か新手の詐欺と思うかもしれない。

とにかく精一杯頑張る。芝居も子育てもね。
「大変でしょう?」と聞かれれば事実大変なので「とても大変です」と答えるが、「不幸でしょう?」と聞かれれば「いいえ、幸せですよ」と答える。
実際子供がいることはとても幸せなことだと思っているのだ。

楽であることと幸福であることとは同じではないんだね。

そんなことに今更気付いた俺が出るナイロン100℃ 38thSESSION「百年の秘密」は4月22日(日)より5月20(日)まで下北沢本多劇場にて。その後、大阪、北九州、新潟と伺います。よろぴく。あ、あと「SPEC」の再放送が2月21(火)から深夜枠で始まるようだね。5、7、10話に出てます。4月1日(日)放送のスペシャルと4月7日(土)から公開の劇場版にも出てます。よろぴく。

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旅行記その3

旅行記その3です。

ディズニー漬けの毎日から抜け出してもっとローカルな所へ行きたかったのだけれど、刺激がないとすぐに退屈してしまう小さな子供連れでは無理と判断。
ちょっと残念だけれど子連れでも大丈夫そうな場所を選んで、まずはナッツベリーファームへ。かなり昔からあるローカルな遊園地で、ロス付近に来るたびに気にはなっていたけれど一度も足を運ばなかった場所。
移動手段は路線バスを選択。送迎ツアーとかもあるけれど、安い物でも足代だけで20ドル以上、日本語OKとかを選ぶと50ドル前後はかかってしまう。バスなら片道1ドル50セント。直行するよりやや時間はかかるとは言っても20分ちょいで着いてしまう距離なので問題なし。この価格差は大きすぎるので考える余地も無い。

案の定バスを選んで良かったってくらいあっと言う間にナッツベリーファーム付近のバス停に到着。バス停から入り口まで徒歩5分くらい。
ここ、イメージキャラクターはスヌーピーとピーナッツの仲間達。
入園直後に子供向けのピーナッツキャラによるショーを鑑賞。
「うーん、しょぼい」
何事にも手を抜かないディズニー王国からやってくるといい感じにしょぼくて、実はアメリカ人もこの程度のことをしてくれる人達なんだと、ちょいほっとした気分になれる。
しかし絶叫系は超の付くような極悪なものばかり。そのへんはやはり超大国アメリカ。
そんなものには子供は乗れないのでほのぼの系を中心に園内を楽しむ。途中で列車強盗達が乗り込んでくる機関車に乗ったり、「賢者の贈り物」の寸劇を観たり、スヌーピーオンアイスというアイススケートショーを観たり(これは意外に素晴らしかった)、幌馬車に乗ったり、ディズニーのパレードを100とすると10くらいのスケールのクリスマスパレードを観たり。
西部劇風のスタントショーとかもあったので観たかったのだが、うちの娘は銃声をやたら怖がるので断念。
銃と言えばここはアメリカ。ショーとかに使う銃も実銃だったりする。もちろん空砲だけど。ちなみにジャングルクルーズの船長が途中で撃つ銃も空砲ではあるが実銃の様。実は銃マニアな私としては嬉しい限りなのだが、なんせ子供が怖がるので発砲があるアトラクションには近づけず大変に残念・・・。
出来れば実弾撃てる射撃場とかで、小声で「くたばれ」とか呟きながらオートマチックの38口径をトリプルタップでがんがん撃つ・・・なんてことも、せっかくのアメリカ本土だから久々にしてみたかった。(ハワイとかでも撃てるけど、観光客向けの射撃場ではちょっと物足りないし、馬鹿みたいに弾代が高いのよね)

Foot

ナッツベリーファームに来からには「世界一美味いチキン」と言われているミセスナッツのレストランで評判のチキンを食わねばと、ぐずる子供をなだめつつ、約1時間も並んで食ってみた・・・が、確かに不味くはないが、世界一ってこたぁねえだろうって感じ。はっきり言って1時間も並んで食う価値はないと思う。個人的にはケンタッキーの方が美味いと思う。俺が馬鹿舌なのかもしれんが、昔、ベルリンでソーセージが美味いと評判のレストランに言って、ドイツ人も唸ると評判のソーセージを食って、シャウエッセンの方が100倍美味いと思ったことを思い出した。
ドイツ人にシャウエッセンを食わせて唸らせたいと思ったものだ。ついでになんだか生ぬるくて味が濃いだけのドイツビールよりもキリリと冷えた日本のキリンラガーあたりの方がやはり100倍美味いと思ったことも思い出した。

Chicken Dinner Restaurant

そんなふうにチキンなどを食ってたおかげで予定の滞在時間を超えて気がつけば夜9時。バスはあるが、バス停までの道は誰も歩いておらず、運が悪ければ誰もいない真っ暗なバス停で30分くらい待つことになりそうだったので、近くのホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうことに。
またもやいらん英語を使う羽目に・・・。
タクシー代はチップ込みで約25ドル。まあ二人だし、行きのバス代も合わせて交通費30ドル以下ですんだのだからいいかって感じ。

とてつもなく大きいことで有名なサウスコーストプラザというモールにも行ってみたが、ここは行かなくても良かった。個人的に興味の無い高級ブランド店が多くて、有名どころのデパートもいっぱい入っているものの、大好物のスーパーやディスカウント店等は無し。ブラブラと散歩した程度で退散。

Zebra

結局大好きなアメリカのスーパーには滞在中、ターゲットにしか行けず。ターゲットも悪くはないが、ちょっと小洒落た感じなんだよね。ターゲットの隣に99セントショップもあったので行ってみたが、品数が少なすぎて物足りなかった。

Target

結局ディズニーの敷地の中で遊ぶのが一番・・・てことなんだね。アナハイムという場所は。と痛感した10泊の旅でした。
10泊もしたんでかなりのんびり遊んだと思うよ。半日ホテルのプールで過ごしたりもしたし。(温水プールでジャグジー付きなので入れたが、外気温20度は水から出るとちょっと厳しい。でも白人は結構平気で泳いでる)

Park Vue Inn

もうアナハイムに何日も泊まるような旅には行かないな。十分な感じ。子供が大きくなったら、他のアメリカの都市を巡る途中、思いだし旅行でついでに行くとかならいいかもしれんが、その程度。
子連れということをメインに考えると次回はフロリダのオーランドだろうな。またもやディズニー三昧ではあるが。

やっぱハワイがいいですわ。
若い頃は馬鹿にしてた場所だけど、万人が楽しめて、なんか幸せな気分になれる場所だよね。何処にでも行けるだろう大金持ちの有名芸能人達が何故だかハワイに固執する理由は「やはりいい場所」だからなんだろうな。
はっきり言って子連れ海外二人旅はかなり疲れたので、しばらくは行きたくはないのだけれど、ハワイであれば行ってもいいかな。

いやはや、マジ疲れたよ。
小さな子供と二人ということで、目が離せないという状況は、知らず知らず疲労するんだろうな。何をするにも「ちょっと見てて」とかが一切出来ない二人旅ってのは辛いものがあるね。
でもアメリカは過ごしやすい場所だとは思ったよ。英語が・・・というストレスと、あまり美味くない飯が多いということにさえ耐えられれば、かなり快適な所だとは思う。
総じてマナーがいいし、親切な人多いしね。無愛想な店員や従業員は日本の何倍もいるのに不思議な国だよ。単に仕事が嫌いなのかな。
トイレで子供と順番を待っているとかなりの割合で順番を譲ってくれるし、ちょっとぶつかった程度でもほぼ100パーセント「ごめん」「失礼」と言い合うし、ドアは必ず押さえて後ろの人に気を遣ってくれるし。
まあ、格差大国でもあるアメリカの、中流以上でないと行けないような観光地に行ってるから、マナーのいい人間が多いということもあるんだろうが、日本の中流以上の人々はあそこまでマナーがいいとは思えないな。
ディズニーにしても日本語が通じてキャストの対応もそつが無い日本の方がストレスないはずなんだが、過ごしやすさではアメリカの方が上だと思う。理由はやはりゲストの質。従業員(キャスト)よりも圧倒的に客(ゲスト)の方が多いわけだから、これはかなり重要だと認識したな。
キャラクターグリーティング(キャラと写真撮ったりサインもらったりすることね)とかでも、日本だと列も順番もお構いなしに群がってしまうけど、あっちでは必ずラインを作るしね。ラインがないと必ず誰かが声をかけてラインを作り始めて整然とした順番が必ず出来る。たまに空気を読めない奴がラインを無視すると、ちゃんと並ぶように皆が促すしね。おかげでクリスマスの大混みの中でも娘はサイン帳をコンプリート出来てたよ。日本じゃまず無理だな。
周囲に気遣うって精神はアメリカ人の方が日本人より数段上だね。日本では皆が公平に楽しめるようにってコントロールは施設側や従業員が行うものだが、向こうでは客側が自然にやってる。逆に施設側や従業員がアテにならないってのもあるんだろうが。
あんなに親切な人が多い国なら大量の核兵器持ってても安心・・・かどうかは分からんが、まあ「何があっても絶対安全」と言い続けて史上最悪規模の原発事故起こして、責任の所在も明らかに出来ない日本が保有してるよりも安全だろうね。

でも日本はご飯が美味しいから好き。あと、当たり前だけど日本語通じるし。

Mickey Mouse

もう面倒くさいので旅行記はお終い。
もうそろそろ洗濯物取り込んで夕飯の準備しなきゃならんので、旅行記どころじゃないんだよ。

あ、そうそう、行きのデルタ航空のパーソナルモニターのリモコンが調子悪かったと旅行記その1で書いたけど、帰りはイヤホンのジャックの穴が空いてなかったよ。何か詰まってるのかと先の細いものをつっこんだりもしてみたけど、とてつもなく堅い物が詰まっているのか、最初から穴自体が存在していないのかって感じだった。暗くて小さい穴だから覗いても原因は確認できなかったけどね。
帰国便はリモコンの調子はとても良かっただけに残念でした。

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旅行記その2

さてその2。
なんだが、その1みたく詳細に書いてると10泊の旅行記は大変な大作になってしまうので、どんどんぶっ飛ばしていきます。

Ornament

2日目は二つあるディズニーパークの王道、ディズニーランドに開園時間に入園。
でね、二つのパークはちょっとした広場的な場所を挟んで入り口が向かい合っていて、行き来しやすい作りなんだが、その広場みたいな部分へ入る際には手荷物検査がある。荷物の中をチラ見で通してくれるTDRとは大違いで、係員によってしつこさに差はあるものの、かなり入念に荷物をいじくり回しつつ検査される。やっぱ本場の危機意識は違うのである。
で、やはり係員はアメリカ人なのでよく喋る人間が多いのである。お決まりの「調子はどう?」から始まって「いいカメラだね」とか「これ便利そうだね」とか色々と言うので無視するわけにもいかず、それなりに受け答えしてしまうわけだが、可能な限り不要な英会話は遠慮したい身にはかなりきつい。なので出来るだけ会話時間(検査時間)を減らす意味からも日々荷物を減らす工夫をすることになりました・・・。

開園直後のランドはフレンドリーな雰囲気で、キャスト達がメインストリートの両脇から入園してくるゲストに手をふって迎えてくれます。
で、中には通常より背の低い、所謂本物の小人さんのキャストさんとかもいたりして、子供は遠慮会釈なく「おじさんなのに小さいよ!!」とか大声で言ってしまったりするわけで、ほとんどの人が日本語を理解しない場所で良かったと思ったりもしつつ、シンデレラ城の半分ほどの高さしかないピンクのスリーピングビューティーキャッスルに直進。日本語で言うと「眠れる森の美女城」とややだらしのない響き・・・というか言いにくいお城だ。

Sleeping Beauty Castle

午前中は日本のTDRにはないアトラクションを中心に遊んで午後からもう一つのパーク、ディズニーカリフォルニアアドベンチャーに移動。
日本ではディズニーシーにあたるパークだが、作りは全くの別物。日本のシー同様、こちらにはダッフィーがいるのだが、日本と違ってダッフィーと写真を撮るのもかなり楽々。あまり人気がないようだ。
ランドのクリスマスパレードの先頭はダッフィーだったりして、パーク側としては頑張って押しているようだが、まだまだ売れる気配はないようである・・・。頑張れダッフィー。

Disney California Adventure Park

合計で5日間も遊び尽くした2つのディズニーパークについて細かく書いていては大変なことになるので日本のTDRとの差異をいくつか。

まず大きな違いはキャストの質。総じてアメリカでもディズニーパークの従業員(キャスト)の愛想はいい方なのだが、そこはやはり個人主義の国らしく個性は豊か。残念な対応のキャストも意外にいる。反面、親切で丁寧な対応をしているキャストは、マニュアルがそうなっているからそうしているという感じがせず、本当にその個人の性格が良さそうに見える。
お客と従業員の関係も対等なひとつの人間関係という欧米文化はディズニーでも健在だ。

当然だがショータイプのアトラクションはTDRの数倍の盛り上がり。
総じてシャイな日本人の中でもかなりシャイ寄りに位置する私なので、アメリカンなノリは大の苦手なのだが、連中の中にいると黙っていることがかえって目立って恥ずかしくなってくるので、気がつくと連中に混じって「ひゃっほー」とか言っちゃったりもする。
悪役登場では皆でブーイングしたり、ヒーロー登場では歓喜の嵐になったりもするので、役者的視点に立つと、演者はやりやすいだろうなぁとか思ったりもする。
乗客全員がシーンとしてるジャングルクルーズのボートの中で空しい一人芝居をしている日本のキャストが気の毒になる・・・。

混載のライドではかなりの割合で他のゲストに話しかけられる。お決まりである「調子どう?何処から来の?」は序の口で、「動き出したら俺が合図するから全員で手をあげて叫ぼう」とか言い出す奴までいたりする。日本なら酔ってるのか?と思ってしまうが、彼等は素面なのである。
とにもかくにも、他人だからとか知らない人だからとか、外国人みたいだからといった理由で黙っているなんて出来ないという人が多い国なのである。
こんな人達が大勢いる国を相手に「言うべきことは言うTPP交渉」なんて本当に出来るのかと、シャイな日本人の一人としては心配になってしまう。

イッツアスモールワールドが常に檄混みでモンスターズインクが檄空き。
個人的意見としては、乗り物の本来持ってる魅力として正しい状態だと思うが、日本とは真逆なのでちょっと驚いた。(スモールワールドのボートが日本より小さいこと等の物理的な理由もあるが)
スモールワールドの「世界はせまい、世界はひとつ、小さな世界」って歌は個人的に大好きなんだが、よくよく聞けばアメリカが推し進めるグローバリゼーションの賛歌にも聞こえるね。

It's a Small World

まあそんな感じ。

かなり割愛してしまったが、日本のTDRと同じようでいて根本的な何かがやはり違う元祖ディズニーランドと、日本にはないものだらけで楽しめたカリフォルニアアドベンチャーでした。
ご自慢の最新ショー「ワールドオブカラー」も素晴らしかったよ。水を駆使した噴水ショーとしてはたぶん最高のものだろうね。金と技術をつぎ込んだエンターテインメントをやらせたらやはりアメリカにはかなわんよね。「過ぎたるは及ばざるがごとし」って感覚はアメリカ人にはないんだろうな。一人前の料理の量からしてそう思うし、地球全体を複数回破壊出来るという、どう考えてもそんなにいらんだろって数の核兵器とかね。
まあ「過ぎたる物」をふんだんに観られるからラスベガスとかも好きなんだけどね。

IHOP

次回はディズニー以外に行ったところを書くつもり。

Sleeping Beauty Castle

早く書かないと忘れかけてる・・・。

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旅行記その1

あけましておめでとうございます。

昨年末は10日間ほどカリフォルニア州はアナハイムという場所で過ごして年を締めくくりました。ので、旅行記でも。

多くの日本人は年末28日くらいが仕事納めということで、20日くらいまでに日本を発ち、28日〜31日くらいに帰国する飛行機はかなりお得な値段となっています。ので、いつも大体このパターンで海外に行っとります。
今回もマイレージを持っているJALとデルタでロス行き航空券を物色。大体同じような値段で出ていたので、時間的利便性と座席の空きで比較。時間的にはまあどちらも似たようなもん。今回は娘と二人なので二人席が確保できるデルタに決定。
アルカイダさん達のこととか考えると米系よりは日系に乗った方がいいのかしらん・・・と一抹の不安はあるものの、真っ裸同然に透視されてしまう通称スケスケスキャナーまで配備され徹底的なセキュリティーチェックを行っている連邦航空局の力を信じることに。

しかしいつものことながら米国内発の飛行機に比べて若干甘いような感じもする日本のセキュリティーを難なく抜けて無事DL284便に搭乗。定刻通りゲートを離れて離陸。
この機材、個人用モニターが全席にあるんだが、そこは米系航空会社らしく私の席の物はリモコンの反応がやや不調。そんなことを乗務員に訴えても「それが何か?」と言われてお仕舞いなのは承知の上でデルタに乗っているので、リモコン連打と創意工夫で何とか操作し、「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」と「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」とタイトル忘れたラブコメ映画を鑑賞。
そしていつものことだが要リクエストの娘のキッズミールの方が美味そうだなぁと横目で見つつ、大して美味くも無い機内食を食ったりしている間に約9時間のフライトを経てLAXことロサンゼルス国際空港に到着。

到着日は時差ぼけ対策としてどんなに眠くても夜までは寝ないという根性が必要。可愛そうだが10日間の旅行を乗り切るためにも娘にもそれを強要。到着は現地は朝9時だが日本は翌日の深夜1時である・・・厳しい時差だ。

デルタは専用のターミナルに着くのでイミグレーションは国際線専用ターミナルよりは混まない・・・はずなのだがそこそこ混んでる。指紋だ写真だと段取りが増えていてそれぞれにそれなりの時間がかかることと、あまりブースの数がないことも原因。それでも檄混みの時に比べればかなりマシな約30分程で抜けて、税関通り、やっとお外へ。

ネットでグレイハウンドのバスのチケットを購入しプリントアウトしていたので(ネット購入で割引有り)長距離バスの泊まるグリーンサイン(バスの種類毎に色分けされて天井からぶら下がってる看板)へ向かう・・・と、今まさに出ようとしているところ。駆け寄って手を上げると発進しかけていたバスを止めてドアを開けてくれた。この時間帯は30分〜1時間おきのはずなので目の前で行かれてしまっては悲惨だ。
愛想のいいアジア系の運転手が我々のスーツケースを手早く車両底部の荷物入れに投げ込んで(愛想はよくても荷物の扱いはアメリカ流)宿泊するホテルを尋ねてくる。ホテルの名前を言うと、いったんディズニーランドホテルに向かい、そこで乗客全員から料金を徴収してから再び発進し、3番目だか4番目だかに我々のホテルに止まるとのこと。
ああそうですかと了解し、約40分間のバスの旅。このバス、例の銀色のグレイハウンドではなくディズニーの絵柄でラッピングされた通称ディズニーエクスプレスというバスなんだが、夢のある外見とは違って車内は大変味気ない普通のバス。窓も薄汚れてる。

ロスに着たねぇーと実感する片側だけで6〜8車線もあるフリーウェイを爆走してオレンジ群アナハイムに到着。運転手の説明通りディズニーランドホテルで停車して料金徴収係が乗り込んできた。プリンアウトした紙を渡して精算終了。そこから再び走り出してこれまた運転手の説明通り3番目だか4番目だかに我々のホテルの斜め前のバス停に到着。

今回の宿はエクスペディアで予約したパークビューインという安い所謂モーテル。3件あるディズニー直営も考えたが、値段差は3倍以上。若いお姉ちゃんとのバカンスなら間違いなく直営ホテルだが、6歳の娘との二人旅である。ホテルの豪華さやホスピタリティーに感動する相手ではないのでこれで良し。
それにここにはここの良さもある。まずディズニーのパークからの近さは特筆。歩いて5分でパークのゲートに行ける。更に無料で朝食と夕食が提供されて、インターネットは各部屋で使い放題。

Park Vue Inn

ホテルに着いたのは確か11時前。チェックインは15時なので駄目だろうなとは思いつつ、フロントのイタリア系っぽいお兄ちゃんにチェックインしたいと告げると、はい分かりましたと言ってくれてこりゃラッキーと思ったが、最終的に部屋には14時くらいまで入れないので荷物を預かるとのこと。そうか・・・チェックインとは宿泊する手続きを済ませるということであって、入室出来るということではないのである。

で、スーツケースを預けてパークの周囲にある商店街?ダウンタウンディズニーへ。ディズニーランドやらで遊ぶのは翌日からの予定にしてあるので、まずは必要なものの買い出し、そして日本から予約していたディズニーのパークチケットの受取に。

Downtown Disney

今回は日本人旅行者専用のツアー会社「ミッキーネット」にパークチケットだけは依頼した。パークチケットには様々な種類があるようで、ディズニーのサイトや窓口で買う値段と、ミッキーネットさんのようなツアー会社で買う値段に大きな開きがある。たぶんだが、ツアー客向けの団体チケットのようなものがあり、それをバラ売りしてくれているのだと思う。
ミッキーネットでの受取の手続きはもちろん日本語でOK。到着からさっきまでの英語の応酬に疲れていた脳がかなり安らぐ。
購入したチケットは5デーパークホッパーなるもの。滞在中の好きな5日間(連続していなくてもOK)、ディズニーランドとディズニーカリフォルニアアドベンチャーという二つのパークを自由に行き来出来るというタイプ。
様々な割引等が受けられるクーポンブックも貰えてお得な内容。

で、買い物だが、娘は早速ダウンタウンディズニーにあるビルドベアワークショップへ。調べてみたら池袋のサンシャインにも出店していたこの店、縫いぐるみをセミオーダーで作れるという趣向。
まずは綿の入っていない縫いぐるみの皮を選び、オプションで手を握ると喋ったり歌ったりするサウンドチップのようなものを選び、綿を入れてもらう。その際にオプションで選んだサウンドチップと命を与えるという意味合いの小さなハートを一緒に入れてくれる。
出来上がったら、店内の端末に縫いぐるみ固有のバーコードを読ませて、キーボードを使って名前等を入力。すると、会計時に出生証明書が出来上がっていて、記念にもらえるという仕組み。
証明書の項目に肌の色、目の色という欄があるところがアメリカらしい。
もちろん縫いぐるみ用の服やら帽子やら靴、縫いぐるみ用の携帯電話にスマートフォン、iPod等々、親に散財させるオプションが数限りなく用意されている。

Build-A-Bear Workshop

出来上がった(生まれた?)ばかりのシロクマのショートちゃん(娘が命名)を持ってセブンイレブンへ。水やらビールやらスナックやらを買ってホテルへ。
いつも思うがアメリカはビールが安い。ちょっとしたソフトドリンクよりも安い。ビール好きなら水代わりに飲みたいくらいだろう。TPPでビールがこの値段で買えるようになるならビール党は大歓迎だろうが、酒税の問題だから駄目か。

やっとこさホテルの部屋へ。部屋は二階だった(二階建てのホテルよ)。

Park Vue Inn

車ではないので部屋の目の前が駐車スペースである必要はないので二階で良し。クイーンサイズのベッド一台に子供用の二段ベッドというお部屋。
アメリカのモーテルにしてはこじんまりだが、日本のビジネスホテルのツインとかに比べれば広いといったところ。
10泊という比較的長い滞在だからかフルボトルのワインにフルーツ、ミネラルウォーターやらが「藤田家族の滞在を歓迎します」という手紙と一緒に置かれていた。意外に美味いワインで好印象。

Park Vue Inn

この日は更にダウンタウンディズニーで土産物屋等を見て回り、ホテルで提供される夕食(かなり安そうな冷食風のものがメイン)を食い、風呂入って早めに就寝。
風呂は例のごとく浸かるには浅すぎるバスタブに固定シャワー。アメリカはかなり高級なホテルでも固定シャワーが多いので仕方がないが、下半身が洗いにくいんだよね。下半身に関してはいつも創意工夫の洗い方で乗り切っているな。

下半身が洗いにくいと書いたところで又次回。
いよいよ翌日から開園から50年以上を経過して益々意気盛んなディズニー王国の総本山へ殴り込み。

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